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「私は人見知りなので、人前で話すのは苦手なんです」 その対処法・・・

ズバリ、自分の性格を言い訳にして、目の前の課題から目を背けることは自分自身を小さくしてしまい、自ら可能性の芽を摘んでいるとも言えます。

苦手でもいいじゃないですか。その理由を、わざわざ人にさらけ出さなくても。。。

 

「自分は人見知りだから~できない」という言葉を発することで、目の前にある課題(人脈を広げる、教えを乞う、見識を広げるetc.)から逃げようとしているのではないでしょうか。 

前にも紹介しましたが、自分を低くみること(自己軽蔑)は、自分自身を小さくするだけではなく、相手を軽蔑することにもつながりかねません。

「私は人見知りだから、うまく話せないけど、指名したのはあなただから私は悪くないよね。指名したあなたも悪いんだよね」というように。

 

アドラー心理学では、自分のライフタスク(人生上の課題)に直面した際に、「自分の性格(アドラー心理学ではライフスタイルと呼びます)が、~だから無理だ」といったように性格を言い訳にせず、向き合い方を変えて課題に挑むように促しています。

「人見知り」という性格のとらえ方を変えてみてはどうでしょうか。

「私は人見知り」という方は、人のことをよく見て、人の話しをよく聴いている方です。どこでもすぐに、自分のことを話せなくても、相手のことを知ろう、理解しようという意識があるとも言えます。これがあなたの良いところではないでしょうか。